Co2フロートインシデントレポート

夏に向けて海岸や、河川護岸等のフライトが増える時期です。
水のある近郊をフライトするには必要な装備であるCo2フロートについて
単純なのに見落とすと重大事故に発生しかねない事例を動画に収めました。

下の画像は、弊社でボンベ+スプール交換時に発見した事例となります。
補助送気管が、根元接合部から折れています。
これは、交換前に空気の漏れが無いかテストする為に、補助送気管から空気を送り込んだ際に折れたものです。
製造年月日が2007年製と、かなり古い物でした。(テスト時2024年)
着水時に、エアーが充填されて圧力で下記現象になると、一気に空気が抜け、水没となります。
最低でも年に1度は、下記パーツにぐらつきや、亀裂が無いか等チェックしてください。
また、購入して10年以上経過した物は、廃棄し、新しい物に交換をお勧めいたします。

以下は、バックルが外れている事を知らずにエンジンを始動し、
プロペラにフロート本体が吸い込まれ マフラーの熱によって溶けた写真です。
下記画像は、フロート先端のプラスチックバックルです。一見しっかりと留められている様に見えますが、
〇部分を見ると左はロックされていないことが伺えます。バックル内にゴミ等ある場合、下記の左側のように
見た目は接続されているようでも、しっかりとロックされていない現象が時々見られます。
ロックの確認は、目視だけではなく、外れないか引っ張って確認し、
バックルが外れないように結束バンド等で固定するようにしましょう。
 
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